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星たちの数を(松本眞奈美版)
作:タカハシトシユキ/演出:松本眞奈美
公演概要
作者から
「そら」というお題をいただいた時に、まず思い浮かべたが古里の清和村の星空でした。
どうやったら戯曲という形にできるか考えた末、ト書きを思いっきりリリカルにしてみました。
リリカル過ぎて、演出家泣かせのなかなかの難物に仕上がりました。たはは。
書いておいてなんですが、よく演出を引き受けていただけたなぁ、と思う次第であります。
お話にはミステリもエロスもアガぺーも不条理もありませんが、
なんとはない雰囲気を織り込めたかしら、と自分では感じております。
そんな爆弾くんをどう演出していただいたのが、本番まで純粋なワクワクと共に過ごしています。
演出から
この作品は作者であるタカハシ君が、きっと「とても大切なモノたち」に向けて書いた物語だろうと思う。
モノ=者、物。それは家族だったり、好きな人だったり、家だったり、故郷だったり…
作者にはちゃんと聞いてないけど、演出はそう感じたので、それを大切に描こうと思う。
淡々と、心地よい故郷の空気に自然に包まれるような物語ができればと思います。
(しかし、ト書の美しさと難しさはピカイチ!作者にそれを告げると『僕もあれどうするんだろう?と思いました』って。おーーーい、それって…)
あらすじ
どこにでもあるような家族の風景。母親の葬儀の後、ぽっかりと空いた時間で交わされる何気ない会話。
ひとつの命が終わる時は、新たな命と家族が生まれる時でもあった。
バラバラなはずの星たちが、星座になぞられるように、
別々の人達が家族になっていくお話。
戯曲の冒頭
織比女 はあ
ため息ひとつ。
絢子 ふう
そして もうひとつ。
織比女 終わったか……
絢子 ですね
夕焼け雲に 変わる前に
ため息は 空に 溶けていく。
織比女 お疲れさん
絢子 お義姉さんも
織比女 うん。まあ、あたしは、いちおう、ほら
絢子 そうですけど、私もそうですし
織比女 うん。そうだね
絢子 ええ
織比女 あっちゅう間だったね
絢子 そうですね
上演データ
出演
- 鶴田純
- 倉田康行
- 益田育美
- 松井弘
- 村上習子
- 松本結実子
- 吉岡志穂
- 松本真奈美
公演日
- 星たちの数を(松本眞奈美版)
- 3月13日19時
会場
熊本県立劇場 和室
入場料
500円
- 200円割引クーポン付き。
- 他公演の200円割引クーポンが利用出来ます。